オンラインで開催された、Swift愛好会+Kotlin愛好会に参加しました。最近はオンラインイベントが増えてきているおかげで、今まで遠距離で参加しにくかったイベントに参加できるようになって、良いなと思っています。
今回のイベントでは、バーチャルSNS cluster(クラスター) 上で開催というのが目新しく感じました。
最初は YouTube Live で参加するつもりでしたが、前日夜に連絡された開催案内では cluster 参加がおすすめと書いてあったので、当日に急遽 cluster のアカウントを作成してアプリをインストールして参加してみました。アバターはデフォルトで用意されているロボットみたいなやつ。
cluster で参加してみた。こんな雰囲気なんだ。なんかおもしろい。 #love_swift pic.twitter.com/QnsFt7wO7X
— 宇佐見 公輔 (@usamik26) 2020年4月28日
このアバターを使って、用意されている会場のなかを自由に動き回ることができます。イベントは、cluster 上のスクリーンにスライドを表示しながら話をする形で行われました。画面共有はできないとのことでしたが、PDFや動画をアップロードしておいてスクリーンに表示することはできるので、さほど大きな問題でもなさそうです。
実際の風景は以下のようでした。
大きいスクリーンの横に人が立って話している光景が、リアルなイベントを思い起こさせていい感じだなと思いました。人(ロボット)が集まってわいわいしている雰囲気が結構楽しいです。
さらに、参加者は「いいね」「拍手」「ハート」「サイリウム」などのエモーションを使うことができて、それに合わせて音が鳴ります。トークに対してみんなのリアクションが起こると、わっと賑やかになるのが良かったです。リアルのイベント以上に気軽にリアクションができるように感じました。声は(主催者が権限を与えない限り)出せないのですが、チャットとエモーションだけで十分にイベント参加している気持ちになれました。
初の試みということで、気になる点もありました。
- macOS アプリ版は画質が悪く、スクリーン上の文字が読みづらかったです(上記のスクリーンショットは macOS アプリ版のもの)。iPad アプリ版だと画質は良く、文字も読めました。
- スクリーンショットを見てもわかりますが、資料を映しているスクリーンが前の人に隠れて見えなくなります。これはスクリーンの位置がもう少し高いところにできるならいいなあと思いました。
- そもそもスクリーンが小さいので、スライドは cluster 上とは別の場所で共有してもらったほうが良いかもしれません。
ただ、それを差し引いても、バーチャルアバターでのオンラインイベントも良いものだなと思いました。また参加してみたいですね。