本日発売のWEB+DB PRESS Vol.126で、特集2「iOS 15開発最前線」の記事を書きました。 僕は、第1章「OSの新機能」と第6章「Xcodeの新機能」を書きました。
第1章ではSharePlay、ShazamKit、Object Capture、CoreLocationUIを取り上げました。 コンパクトな解説でありつつ概略がつかめるよう書いたつもりです。 SharePlay(GroupActivities)はサンプルコードのリポジトリも公開しました。
第6章ではXcode CloudとDocCを取り上げました。 Xcode Cloudはいまだにベータ版なので取り上げかたが難しいところですが、気になっている人も多いだろうと思います。 DocCも興味深いですね。先日の勉強会では記事に書けなかった部分も話しました。
記事を書いたことで献本いただきました。 紙の本を手にすると、執筆した実感が強くなります。 それにしても、他の特集も気になりますね!
今回は、iOSDC Japan 2021でパンフレット記事を寄稿したのがきっかけで声をかけていただきました。 他の執筆メンバーもiOSDC絡みの強力なメンバーでした。
執筆は楽しかったのですが、一方で思った以上に大変でもありました。 執筆期間中にiOSDCもあったし、体調を崩したりもして、執筆ペースが遅くなりがちでした。 メンバーの中で一番遅かったのではないか・・・。 執筆メンバーの方にも編集の方にもいろいろと助けていただいて、なんとか乗り越えました。 感謝しています。
また、必要なことをとりあえず書いてみただけで、予定のページ数に全然収まらなくて驚きました。 まあ、先に長めに書いて後で削るほうが良いものになりやすいという話もあったので、計画通りといえばそうなんですが。 文章を削るのもなかなかに苦労しました。 しかし自分が意外と冗長な文章を書いていることにも気づかされました。
他の執筆メンバーや編集の方にレビュー・校正していただくのは楽しい体験でした。 想像以上にたくさん指摘をもらいました。 自分では気づかなかったことが多く、勉強になりました。
ああ、技術記事ってこうやってできているんだなあ・・・というのが分かった気がして、ライターさんや編集さんってすごいんだなあ、と改めて思いました。 しかしやはり楽しいので、また機会があれば書いてみたいですね。